かわんちゅがうだうだするところ
Posted by かわんちゅ - 2013.12.17,Tue
大学の研究室が始まってしばらく経った。
ブラックと名高い研究室だけのことはあり、「22時から4時までかかる実験をするか、6時半から昼まで実験をするかを選べ」と言われた。徹夜が得意なら前者、早起きが得意なら後者がいいよと先輩に薦められたのだが、あいにく私は両者とも苦手である。夜型の生活リズムになりたくないので後者をとる予定だが、遅刻常習犯の私にやっていけるのか…(ムリそう)。今年度中は先輩の手伝いが中心だが、研究はバッタ科を対象にする予定。おまけとしてガス分析(ガスクロマトグラフィー)もやることになった。
なんにせよ獣医学部らしいことはしない。
12月になり、周囲は就活ムードになってきた。大学主催の企業説明会などには参加してみたのだが、研究室の教官には進学を勧められている。進学ならば私は農学方面を考えているのだが、理学が向いているなどと言われた。どちらにせよ進学先は他大学なので勉強しなくてはならない(教官にもウチはオススメしないと言われた)。そんな教官には「院浪なら1年間研究員ってことにしてあげる」などとすでに試験に落ちる話をされている。
今晩も21時にまた研究室。あぁ。
ブラックと名高い研究室だけのことはあり、「22時から4時までかかる実験をするか、6時半から昼まで実験をするかを選べ」と言われた。徹夜が得意なら前者、早起きが得意なら後者がいいよと先輩に薦められたのだが、あいにく私は両者とも苦手である。夜型の生活リズムになりたくないので後者をとる予定だが、遅刻常習犯の私にやっていけるのか…(ムリそう)。今年度中は先輩の手伝いが中心だが、研究はバッタ科を対象にする予定。おまけとしてガス分析(ガスクロマトグラフィー)もやることになった。
なんにせよ獣医学部らしいことはしない。
12月になり、周囲は就活ムードになってきた。大学主催の企業説明会などには参加してみたのだが、研究室の教官には進学を勧められている。進学ならば私は農学方面を考えているのだが、理学が向いているなどと言われた。どちらにせよ進学先は他大学なので勉強しなくてはならない(教官にもウチはオススメしないと言われた)。そんな教官には「院浪なら1年間研究員ってことにしてあげる」などとすでに試験に落ちる話をされている。
今晩も21時にまた研究室。あぁ。
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Posted by かわんちゅ - 2013.10.23,Wed
夏休み、九州にてカササギを探した。
佐賀県の県鳥であることからまずは佐賀県唐津市へ。まずは電車の車窓から探す。田んぼによくいる、電柱に止まっているなどとよく耳にするので注意していたのだが、全く見つからない。多久市、小城市、佐賀市などを通ったもののさっぱりだった。15時40分ごろ、twitterでお世話になっている中原さんからの情報をもとに福岡県筑後市へ。駅から降りて田んぼの方へ歩くと「カチャカチャ」と独特の鳴き声が。数羽のカササギが鳴き交わしているのがわかった。
初めて見たカササギ。綺麗な鳥である(写真は汚い)。
数は多いらしく、複数羽観察することができた。観察したところ単独か“つがい”で行動しており、群れは形成しないようだ。また、佐賀駅にて人に聞いてみたところ、県庁周辺でもよく見るとのこと。
佐賀県ではどこでも見ることができる鳥のようである。
佐賀県の県鳥であることからまずは佐賀県唐津市へ。まずは電車の車窓から探す。田んぼによくいる、電柱に止まっているなどとよく耳にするので注意していたのだが、全く見つからない。多久市、小城市、佐賀市などを通ったもののさっぱりだった。15時40分ごろ、twitterでお世話になっている中原さんからの情報をもとに福岡県筑後市へ。駅から降りて田んぼの方へ歩くと「カチャカチャ」と独特の鳴き声が。数羽のカササギが鳴き交わしているのがわかった。
初めて見たカササギ。綺麗な鳥である(写真は汚い)。
数は多いらしく、複数羽観察することができた。観察したところ単独か“つがい”で行動しており、群れは形成しないようだ。また、佐賀駅にて人に聞いてみたところ、県庁周辺でもよく見るとのこと。
佐賀県ではどこでも見ることができる鳥のようである。
Posted by かわんちゅ - 2013.10.22,Tue
夏休みに対馬行った。
別けあって博多にいたのだが、「明日は九州全域雨です」というニュースを聞いて、急に対馬へ行くことを思いついたのだった。相変わらず計画性のない旅行ばかりしている。8月26日の朝、さっそく九州郵船のフェリーで対馬、厳原港へ。4時間40分ほどの船旅だった。海上なので電波も通らずひたすら暇だった。
ウラギンシジミ
特に目立った蝶は見られなかった。
キンモウアナバチ
キリギリスの仲間を嬉しそうに抱えて着地。せっせと穴に詰め込んでいた。卵を産み付け、幼虫の餌にするらしい。20頭ほどがそこかしこで飛び回ったり、穴を出入りしたりしていた。可愛い顔をしている。どうせなら一頭採集するんだった。
渓流沿いのバス停を野営地に決める。
ライトトラップを設置したところ、カドマルエンマコガネとツシマツヤドロムシ、ハイイロゲンゴロウばかりが飛来した。ヒメダイコクコガネが採れず残念。ツシマツヤドロムシは名前の通り対馬固有のツヤドロムシだが、当時はそんなことは知らなかったので一頭も採集しなかった。惜しいことをした。他にフタモンウバタマコメツキなどを採集。夜、凍えながら眠る。気付いていなかったが風邪をひいていたらしい。もちろん風呂など無かったが、バス停前に水道があったので持参していた石鹼とシャンプーで顔と頭を洗った。
翌朝、渓流周辺を探すとツシマサンショウウオが見られた。満足。
バスで西部の港町に移動。道を教えてくれたり、飲み物を差し入れてくれたり、ここの方々は皆親切だった。あぜ道や石垣でツシマスベトカゲを探したのだが、見つからなかった。スベトカゲといい、アカマダラといい、爬虫類には終始恵まれない旅行だった。代わりといってはなんだが、日中から田んぼでツシマテンを見ることができた。
夜、狙っていたツシマカブリモドキが得られた。前翅の縁取りが美しい甲虫である。他にゴミムシを数種採集したが、もう一つの狙いのツシマヒラタクワガタは頭部のみを発見。時期も遅く、トビかカラスに食べられたものの残骸だろう。ここでもバス停を野営地に決め、24時頃、相変わらず凍えて眠る。あまりにも寒いのでエマージェンシーシートを羽織って就寝。
朝バスに乗って厳原港へ。疲労がたまっていたようで、帰りのフェリーでは4時間半の間眠り続けていた。
博多に着いて昼ご飯にもつ鍋を食べた。対馬ではスティックパンと野菜ジュースという不健康な食事のみだったので、胃が落ち着いた。また言うまでもなく、ひとりで鍋をつついているのは店内で私のみである。
ツシマヒラタやアカマダラなど悔いが残る旅行だった。
いつになるかは分からないが、また訪れたい島である。
次回は前日の夜中に思いつくのではなく、しっかりと準備して臨みたい。
別けあって博多にいたのだが、「明日は九州全域雨です」というニュースを聞いて、急に対馬へ行くことを思いついたのだった。相変わらず計画性のない旅行ばかりしている。8月26日の朝、さっそく九州郵船のフェリーで対馬、厳原港へ。4時間40分ほどの船旅だった。海上なので電波も通らずひたすら暇だった。
ウラギンシジミ
特に目立った蝶は見られなかった。
キンモウアナバチ
キリギリスの仲間を嬉しそうに抱えて着地。せっせと穴に詰め込んでいた。卵を産み付け、幼虫の餌にするらしい。20頭ほどがそこかしこで飛び回ったり、穴を出入りしたりしていた。可愛い顔をしている。どうせなら一頭採集するんだった。
渓流沿いのバス停を野営地に決める。
ライトトラップを設置したところ、カドマルエンマコガネとツシマツヤドロムシ、ハイイロゲンゴロウばかりが飛来した。ヒメダイコクコガネが採れず残念。ツシマツヤドロムシは名前の通り対馬固有のツヤドロムシだが、当時はそんなことは知らなかったので一頭も採集しなかった。惜しいことをした。他にフタモンウバタマコメツキなどを採集。夜、凍えながら眠る。気付いていなかったが風邪をひいていたらしい。もちろん風呂など無かったが、バス停前に水道があったので持参していた石鹼とシャンプーで顔と頭を洗った。
翌朝、渓流周辺を探すとツシマサンショウウオが見られた。満足。
バスで西部の港町に移動。道を教えてくれたり、飲み物を差し入れてくれたり、ここの方々は皆親切だった。あぜ道や石垣でツシマスベトカゲを探したのだが、見つからなかった。スベトカゲといい、アカマダラといい、爬虫類には終始恵まれない旅行だった。代わりといってはなんだが、日中から田んぼでツシマテンを見ることができた。
夜、狙っていたツシマカブリモドキが得られた。前翅の縁取りが美しい甲虫である。他にゴミムシを数種採集したが、もう一つの狙いのツシマヒラタクワガタは頭部のみを発見。時期も遅く、トビかカラスに食べられたものの残骸だろう。ここでもバス停を野営地に決め、24時頃、相変わらず凍えて眠る。あまりにも寒いのでエマージェンシーシートを羽織って就寝。
朝バスに乗って厳原港へ。疲労がたまっていたようで、帰りのフェリーでは4時間半の間眠り続けていた。
博多に着いて昼ご飯にもつ鍋を食べた。対馬ではスティックパンと野菜ジュースという不健康な食事のみだったので、胃が落ち着いた。また言うまでもなく、ひとりで鍋をつついているのは店内で私のみである。
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生物が好き。
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下手くそな写真ばっかりだけどね。
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